少し前になりますが
あそび場陶芸の前にお蕎麦とお酒を楽しんで貰うという企画で
10月14日にお客様に集まって頂きました!
が!蕎麦打ちの先生がのっぴきならない事情でどうしても参加出来なくなり
急遽お酒(と丹波黒豆の枝豆やおつまみ)を楽しんで頂きながら日本酒のウンチクを
少し語らせて貰い、その後陶芸体験をして頂く事になりました!!
それでも5名の方にご参加いただきお酒の力も借りて?和気あいあいと
楽しい時間を過ごすことが出来ました!
5名の参加者のうち2名がフリーカップ、2名が長皿、1名が小鉢、と
各々お好きな作品にチャレンジして頂きました。
長皿は以前にもチャレンジして頂いた方がおられたのですが、今回はその時に比べると
はるかにビッグサイズでした。横の長さは30cm程有り大きな秋刀魚がのせられる長皿で、
長皿は長くなれば長くなるほど乾燥時や焼成中にゆがんでしまうという難しさが有ります。
タタラでの長皿の製法は以前簡単に説明しましたが、まずタタラ板の厚みにスライスした粘土
(今回は7mmでした)を適当な固さまで乾燥させてから型紙の寸法に合わせてカットします。
その後、最後の工程で四方の縁の部分を立ち上げるのですが、縦横周囲の縁の下に粘土の丸棒
などを置いてタタラの端を浮かせ中央部分を上から柔らかいもので押さえて底にします。
この時の押し付け方で底の形状が平らになるか凸凹になるか決まってくるのでとても重要な
工程になります。
今回作って頂いた長皿は約30cmという大きさにも関わらず素焼きの段階では
かなり良い出来上がりになっていますので釉薬を掛けた後の焼き上がりが楽しみです。
その他フリーカップや小鉢も皆さん上手に作って頂きました。
素焼きの作品が少ないのでまだ本焼きが出来ない状況ですが出来るだけ早く焼成したいと
思います。
又今回出来なかった「お蕎麦とお酒と陶芸と。。。」の企画も来年は是非実現させたいと考えていますので
その時には皆様奮ってご参加頂けたらと思います(⌒∇⌒)